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ケガを防ぎ、成果を高めるための運動前後ストレッチガイド

先日、趣味のランニングを終えたあと、膝に”ぴきっ”と軽い痛みが走りました。
幸いその後は特に大事には至らなかったのですが、思い返してみると——
ランニング前後のストレッチ(いわゆる屈伸などの体操)を合わせても1分もしていなかったのです。

「この時間って、果たして十分なのだろうか?」
そんな疑問から、あらためて”運動前後のストレッチ”について調べてみました。


ストレッチについて

年齢を重ねると、筋肉や関節の柔軟性は少しずつ低下します。
その状態で急に体を動かすと、膝や腰、ふくらはぎなどに負担がかかりやすくなります。
そこで今回は、40~70代の方が安全に運動を楽しむためのストレッチの基本を、
「運動前」と「運動後」に分けてわかりやすく紹介します。


🏃‍♂️運動前のストレッチ(=”動的ストレッチ”)

●目的

・筋肉と関節を「これから動くよ」と目覚めさせる準備
・血流を促し、ケガや肉離れを防ぐ

●やり方のポイント

・止まらずに”動かしながら”伸ばすのが基本
・1つの動きを10〜15回、全体で5〜10分程度

●おすすめ動的ストレッチ例

  1. アームサークル(肩回し)
     肩にそれぞれの手を置いたまま、ひじで円を描くように腕をぐるぐる回す運動です。
     前方向・後ろ方向それぞれ10回ずつ、肩まわりをゆっくり大きく動かしましょう。
  2. レッグスイング(脚振り)
     壁や椅子に手を置き、置いた手と反対側の足を前後・左右に軽くスイング
  3. ツイスト体操
     両足を肩幅に開き、上半身を左右にひねる
  4. かかと上げ下ろし
     ふくらはぎの血流を促す。リズムよく10〜15回

👉”無理に伸ばす”よりも”体を動かす準備”という意識が大事です。

1.アームサイクル

3.ツイスト体操


🧘‍♀️運動後のストレッチ(=”静的ストレッチ”)

●目的

・使った筋肉をゆるめ、疲労を残しにくくする
・筋肉痛の軽減や、柔軟性の維持に役立つ

●やり方のポイント

・”ゆっくり呼吸しながら”静止して伸ばす
・1部位あたり20〜30秒×2セットが目安
・全体で5〜10分程度

●おすすめ静的ストレッチ例

1.太ももの前(大腿四頭筋)伸ばし

壁や椅子につかまって片足で立ちます。
反対の足首を後ろから手で持ち、お尻に近づけるようにして太ももの前を伸ばします。

ふともも伸ばし

2.太ももの裏(ハムストリング)伸ばし

腰から前に倒して足首を軽く持ち、太ももの裏をじんわり伸ばす。呼吸を止めずに20秒キープ。

3.ふくらはぎのストレッチ

壁に手をつき、後ろ足のかかとを床に押しつける

👉呼吸を止めず、「気持ちいい」と感じる範囲で行いましょう。


💡ストレッチの主なメリット(40〜70代に特に重要)

効果説明
ケガ予防筋肉の伸び縮みがスムーズになり、肉離れや関節痛を防ぐ
血行促進血液循環が良くなり、冷えやむくみの改善にもつながる
姿勢改善背中や股関節まわりをほぐすことで猫背・反り腰を防ぐ
リラックス効果副交感神経が優位になり、睡眠の質も上がる
運動効果アップ動きがスムーズになり、筋トレやウォーキングの効果を高める

⏱️全体の目安時間

  • 運動前:5〜10分(動的ストレッチ中心)
  • 運動後:5〜10分(静的ストレッチ中心)
    → 無理なく**「運動+ストレッチ=30分」**くらいを目安に。

まとめ

運動前後にストレッチを行うことは、単に体を伸ばすだけではなく、ケガの予防・血行の促進・トレーニング効果の向上といった多くのメリットがあります。
わずか数分でも、筋肉や関節を整えることで体の動きがスムーズになり、運動を安全かつ効果的に続けることができます。

健康で楽しく運動を続けていくためには、「動かす前に準備し、使った後に整える」ことが大切です。
これから寒さが増してくる季節は、筋肉がこわばりやすく、ケガのリスクも高まります。
ぜひ日々のトレーニング前後に、ストレッチの時間を少しだけプラスしてみてください。
その積み重ねが、冬を元気に乗り切るための強い味方になります。