普段、外食をする際に
「カロリーはどれくらいかな?」
「たんぱく質や脂質は多すぎないかな?」
と、栄養成分表示をチェックされる方も多いのではないでしょうか。
私自身も、できるだけ
カロリー・たんぱく質・脂質・炭水化物、そして塩分を意識するようにしています。
実は過去に健康診断で、血圧について指摘されたことがありました。
そのとき改めて気になったのが「塩分」です。
塩分の摂りすぎが高血圧を引き起こす原因になることは、よく知られていますよね。
ただ、気をつけているつもりでも、外食や市販のお惣菜が多い現代の食生活では、知らないうちに塩分を摂りすぎてしまいがちです。
今回は、**現代人の宿命ともいえる「塩分の摂りすぎ」**について、
できるだけ分かりやすく調べてまとめてみました。
「血圧が気になり始めた」
「夕方になると足がむくみやすい」
そんな方に、少しでも参考になれば幸いです。

そもそも塩分とは?
私たちが普段「塩分」と呼んでいるものの正体は、ナトリウムです。
食卓で使う塩(食塩)は「塩化ナトリウム」と呼ばれ、この中にナトリウムが含まれています。
ナトリウムは、体にとって必要な栄養素のひとつで、
- 体内の水分バランスを保つ
- 筋肉や神経の働きを助ける
といった重要な役割があります。
そのため、塩分は
**「摂ってはいけないもの」ではなく、「摂りすぎないことが大切なもの」**です。
なぜ塩分を摂りすぎやすいのか
現代の食生活では、
- 外食
- コンビニやお惣菜
- インスタント食品
などを利用する機会が多く、知らないうちに塩分が多くなりがちです。
特に、
ラーメンや味噌汁、漬物などの身近な食品にも塩分は多く含まれています。

1日の塩分量の目安
健康の目安とされている塩分量は、
- 男性:1日 7.5g未満
- 女性:1日 6.5g未満
とされています。
ラーメン1杯で、ほぼ1日分に近い塩分を摂ってしまうことも珍しくありません。
塩分をとりすぎてしまったなと思ったら
外食が続いた日や、味の濃い食事をしたあとに、
「今日は塩分を摂りすぎたかもしれない」と感じることは、誰にでもあります。
そのような場合は、無理に食事量を減らすのではなく、日常の中で少し意識して調整することが大切です。
水分をしっかりとる
体内に入った余分な塩分は、尿や汗とともに体の外へ排出されます。
こまめに水やお茶を飲み、体の巡りを良くすることを心がけましょう。
※甘い飲み物やアルコールではなく、水や無糖のお茶がおすすめです。

野菜や果物を意識してとる
野菜や果物に多く含まれるカリウムには、体内の塩分を排出する働きがあります。
ほうれん草、トマト、いも類、果物などを、次の食事で意識して取り入れてみましょう。

汁物や調味料の使い方に気をつける
そば・うどん・ラーメンなどの麺類の汁には、想像以上に多くの塩分が含まれています。
また、味噌汁やスープだけでなく、焼き鳥や丼ものに使われるタレも同様です。
無理に飲み切らず汁を残す、タレはつけすぎない、
マヨネーズやソースなどの調味料は、量を調整できる場合には少なめにすることを意識しましょう。
「汁・タレ・調味料には塩分が多い」という意識を持つだけでも、
日々の塩分の摂りすぎを防ぐことにつながります。
逆に塩分をとらなさすぎると…
塩分は「控えること」が大切とされがちですが、まったく摂らない、極端に減らしすぎるのも体にとっては良くありません。
塩分は、体の働きを保つために必要な栄養素のひとつです。
塩分が不足すると、次のような症状があらわれることがあります。
- 体がだるく感じる
- めまいや立ちくらみが起こりやすくなる
- 食欲が落ちる
- 夏場などに、脱水症状を起こしやすくなる
特に、汗をかきやすい季節や、運動量が多い方の場合、
水分だけを多くとって塩分をほとんど摂らない状態が続くと、体内のバランスが崩れやすくなります。
大切なのは、塩分を**「とらない」ことではなく、「とりすぎない」こと**です。
体調や生活スタイルに合わせて、適量を意識することが、健康維持につながります。

まとめ
塩分は、とりすぎても、とらなさすぎても体に負担がかかる栄養素です。
大切なのは、極端に制限することではなく、日常の中で「適量」を意識することです。
もし、私のように健康診断などで医師から血圧について指摘を受けたことがある場合は、
まずは日ごろの塩分量を意識することから始めてみましょう。
「意識する」というのは、難しいことをする必要はありません。
汁を残す、調味料を控えめにするなど、日々の食事で少し気にかけるだけでも、塩分の摂取量は大きく変わります。

また、ビデオ体操やウォーキング、ランニングなどの有酸素運動で、
日ごろから無理のない範囲で体を動かし、しっかり汗をかくことも大切です。
こうした生活習慣の積み重ねが、血圧の管理や心臓・血管の健康維持につながると考えられています。
塩分を「減らしすぎず、摂りすぎない」。
そのバランスを意識しながら、できることから少しずつ取り入れていきましょう。