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風邪

インフルエンザ後の体の変化体重減少と筋肉、回復を早めるためのポイント

先日、インフルエンザにかかってしまいました。
幸い重症化はせず、現在はほぼ回復しています。

数日間、発熱とだるさで食事量もかなり減り、体重も少し落ちました。
「食べていないんだから体重が減るのは当然か」と思っていたのですが、回復してきてから少し気になることがありました。

それが、太ももや腹筋に以前ほど力が入らない感覚です。
歩けないほどではないものの、なんとなく踏ん張りがきかないような違和感がありました。

これは単なる体力の問題なのか、それとも体の中で何か変化が起きているのか。
インフルエンザのような感染症は、回復後の体や日々のコンディション、さらにはダイエットや健康維持にどのような影響を与えるのでしょうか。
とくに気になった「筋肉」の変化について、今回あらためて整理してみました。

インフルエンザとは?

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こる感染症です。
毎年冬を中心に流行し、子どもから高齢者まで幅広い年代がかかります。

特徴は、急に高い熱が出ることと、
強いだるさ、頭痛、関節や筋肉の痛みが出やすい点です。
一般的な風邪よりも症状が重く、体への負担も大きくなります。

多くの場合は1週間ほどで回復しますが、
高齢の方や持病のある方では、肺炎などの合併症に注意が必要です。

そのため、流行期には
・手洗い
・マスクの着用
・十分な休養
といった基本的な予防が大切になります。

インフルで筋肉量が落ちる主な理由

しかしいくら予防してもかかるときはどうしてもかかってしまうのがこの病気。
しかも人への感染力も半端ない。
インフルエンザとはよく言ったものです。

では、かかると今まで頑張って作って来た健康な体はどうなるでしょうか?


① 発熱・炎症で「分解が進む」

インフル時は体内で強い炎症反応が起き、
筋肉を分解してエネルギーに回すホルモン(コルチゾール)が増加します。

→ 何もしていなくても「筋肉が削られやすい状態」


② 食事量の低下(特にたんぱく質不足)

・食欲不振
・喉痛・倦怠感
・ゼリーやおかゆ中心の食事

こうなると
筋肉の材料(たんぱく質)が圧倒的に不足します。


③ 安静による「使わない筋肉」の減少

インフル中は
・外出しない
・ほぼ横になっている

この状態が数日〜1週間続くだけでも
下半身を中心に筋肉量は確実に落ちます。

※高齢者ほど影響が大きいのはこのためです。


どれくらい落ちるの?

目安としては

・健康な成人
・安静期間が3〜7日程度

この条件なら
👉 「測定上わかるほど大きくは落ちないが、確実に減っている」
というレベル。

体重が1〜2kg落ちた場合も、
そのすべてが脂肪ではなく筋肉+水分が混ざっています。


回復はできる?

できます。しかも比較的早いです。

回復のポイント

・解熱後、まずは歩く量を戻す
・食事でたんぱく質を意識(肉・魚・卵・乳製品)
・いきなり筋トレは不要(逆効果)

👉 1〜2週間で元に戻るケースがほとんど

かかった後はどうする?

インフルエンザは「治った=元通り」ではありません。
体はまだ、静かに回復を続けています。

ここで無理をするか、少し立ち止まるか。
実はこの差が、その後の体調に大きく影響します。


体重が減っても、すぐに喜ばない

体重が落ちると、つい「痩せた」と思ってしまいがちです。
ですがインフル後に減っているのは、脂肪だけではありません。

体を支えてきた筋肉や、体の中の水分も一緒に減っています。
数字だけを見て安心せず、体の状態そのものに目を向けましょう。


「取り戻そう」と、急いで筋トレをしない

力が入りにくい感覚があると、
「筋肉が落ちたのでは?」と不安になります。

ただ、この時期の体はまだ疲れが残っている状態
ここで無理に筋トレをすると、回復を遅らせてしまうこともあります。

焦らなくて大丈夫です。
今はまず、体をしっかり休ませることが最優先です。


食事と“軽い動き”から、少しずつ戻す

回復の土台になるのは、やはり食事です。
肉・魚・卵・大豆製品など、たんぱく質を意識した食事を心がけましょう。

動くことに不安がなければ、
散歩などの短時間のウォーキングからで十分です。

しっかり食べて、無理なく動く。
それだけでも、筋肉は少しずつ戻っていきます。

まとめ

インフルエンザ後、分かりやすい変化は「体重の低下」かもしれません。
ですが、その数字だけを見て喜べるかといえばそうではありません。
減っているのは脂肪だけでなく、体を支えてきた筋肉や水分も含まれているからです。
つまり、体重は減っていても、放っておくと将来的に太りやすくなる状態に近づいている可能性があります。

とはいえ、必要以上に心配することもありません。
これまで運動習慣を大切にしてきた方であれば、
たとえ一時的に筋肉が落ちていたとしても、回復は十分に可能です。

まだ寒さの厳しい季節が続きます。
まずは体の調子をゆっくり確認しながら、無理のない生活を心がけましょう。
焦らず、体を大事にしながら、少しずつ「育て直していく」ことが何より大切です。