
〜季節の変わり目を元気に乗り切るために〜
寒い冬が終わり、少しずつ暖かくなる春。
あちこちに花が咲き始め、心が軽くなる一方で、体は意外と変化についていけていないことがあります。
「春は眠い」「なんとなく疲れやすい」と感じたことはありませんか?
これは寒暖差や生活リズムの変化によるものかもしれません。
そんなときこそ、食事から季節を取り入れてみましょう。
旬の食材は栄養価が高く、体にやさしいのが特徴です。
今回は、春が旬で体にうれしい食材を3つご紹介します。
体に嬉しい春の食材三選
① 菜の花 〜抗酸化ビタミンが豊富〜

春を代表する野菜のひとつが菜の花です。
鮮やかな緑色とほのかな苦みが特徴で、まさに“春の味覚”といえる存在です。
菜の花には
・βカロテン
・ビタミンC
・鉄分
が豊富に含まれています。
特にβカロテンとビタミンCは、体内の“酸化”を防ぐ働きがあり、免疫機能のサポートに役立ちます。
寒暖差や花粉などで体が疲れやすい春には、積極的に取り入れたい栄養素です。
また、アブラナ科の野菜に含まれる特有の成分によるものです。
こうした成分は体の巡りを整える働きがあるといわれ、冬から春へと変わる季節に、体をすっきり整える食材としても親しまれています。
【おすすめの調理法】
定番はおひたしや辛子和えですが、もう少し食べやすくアレンジするならマヨネーズ和えもおすすめです。
軽く茹でて水気をしっかり切り、ツナや少量のマヨネーズと和えると、苦みがやわらぎ食べやすくなります。
忙しい日の副菜にもぴったりです。
② たけのこ 〜食物繊維で腸内環境を整える〜

春の味覚といえば、たけのこ。
シャキッとした歯ごたえと春らしいやさしい風味が魅力です。
たけのこは低カロリーでありながら、食物繊維が豊富です。
腸の動きを促し、便通改善や腸内環境のサポートにつながります。
さらにカリウムも含まれているため、体内の余分な塩分排出にも役立ちます。
冬の間に味の濃い食事が続いていた方には特におすすめです。
なお、生のたけのこは「あく抜き」など下処理にやや手間がかかります。
しかし、できればこの時期ならではの生のたけのこを味わってみたいところです。
ひと手間かけることで、春ならではの香りや食感を存分に楽しむことができます。
【おすすめの調理法】
定番のたけのこごはんや、だしの風味を生かした煮つけがおすすめです。
素材の味を生かすことで、春らしいやさしい一品になります。
③ 春キャベツ 〜胃にやさしい春野菜〜

春キャベツは、冬キャベツに比べて葉がやわらかく、みずみずしいのが特徴です。
甘みもあり、生でも食べやすいのが魅力です。
含まれている栄養素には
・ビタミンC
・ビタミンU(キャベジン)
があります。
ビタミンUは、胃の粘膜を保護する働きがあるとされ、胃の不調を感じやすい方におすすめです。
新年度はストレスや生活リズムの変化で胃腸が疲れやすい時期でもあります。
【おすすめの調理法】
やわらかさを生かすなら、さっと加熱するのがポイントです。
例えば、にんにくとオリーブオイルで香りを出し、アンチョビを加えて、薄切りのじゃがいもと一緒に炒めると、甘みが引き立ちます。
また、シチューやスープに加えると、とろけるような食感と甘みを楽しむことができます。
まとめ
春の食材には、体の調子を整える栄養素が豊富に含まれています。
抗酸化ビタミン(βカロテン・ビタミンC)
体内の酸化を防ぎ、季節の変わり目に乱れやすい体調をサポートしてくれます。
食物繊維
腸内環境をサポートし、体の内側から健康を支える働きがあります。
ビタミンU(キャベジン)
胃の粘膜を保護し、胃の不調を感じやすいときに胃腸の働きを助ける成分です。
春は寒暖差や生活環境の変化などで、体調がゆらぎやすい季節でもあります。
そんな時期だからこそ、旬の食材を日々の食事に取り入れることが無理のない体調管理につながります。
菜の花、たけのこ、春キャベツなどの春の食材をぜひ毎日の食卓に取り入れてみてください。
季節の恵みを味わいながら、体の内側から元気を整えていきましょう。