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9月なのに体がだるい?残暑の寒暖差と自律神経の関係

「少し涼しくなってきたな」と思ったのも束の間、9月に入ると再び厳しい暑さが戻ってくる予報です。

今年の夏は特に暑い日が続きましたが、9月になればすぐに涼しくなるとは限りません。
一方で、朝晩は少しずつ気温が下がり、昼間との寒暖差が大きくなってきます。

「なんとなく体がだるい」「疲れが抜けにくい」と感じる方もいるのではないでしょうか。
残暑の時期は、単純に暑いだけでなく、一日の中で気温が大きく変化することも体への負担につながります。

今回は、残暑の寒暖差と自律神経の関係、そしてこの時期を元気に過ごすために意識したいことについて考えてみましょう。

そもそも「残暑」って何?

「残暑」とは、暦の上では秋になったあとも続く暑さのことです。

二十四節気では、8月上旬の「立秋」を過ぎると暦の上では秋。
しかし、実際の気温はすぐには下がらず、9月に入っても夏のような暑さが続くことがあります。
実際、2025年9月の岐阜市では、平均最高気温が32.0℃、30℃以上の日が21日ありました。


暦では秋。
でも、体感としてはまだまだ夏。

この季節の変わり目ならではの気温の変化が、9月の残暑を考えるうえで大切なポイントになります。

残暑は「暑さ」だけでなく「寒暖差」にも注意

9月になると、夏の暑さが残る一方で、少しずつ秋の気配も感じられるようになります。

特に注意したいのが、1日の中で生まれる気温の変化です。

  • 昼間 → 30℃を超える暑さが残り、真夏のような気温になることも
  • 朝晩 → 日中に比べて気温が下がり、少しずつ涼しくなる
  • 屋外 → 日差しの下では暑くても、室内に入ると冷房で一気に涼しくなる
  • 室内 → 屋外 → 冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来することで、温度変化を繰り返す

このように9月は、「ずっと暑い夏」とは少し違った温度環境になってきます。

私たちの体は、気温が変化しても体温を一定に保とうとします。
その調節に関わっているのが自律神経です。

気温の変化が大きい時期には、体温調節のために自律神経が働く場面も増えます。
そのため、人によっては「なんとなく体がだるい」「疲れを感じる」といったことがあります。

また、朝晩が涼しくなってきても、日中はまだ冷房が必要な日も少なくありません。
外が少し涼しくなったからといって、夏と同じ感覚で冷房を使い続けると、屋外との温度差が大きくなることもあります。

残暑というと「暑さ」ばかりに目が向きがちですが、暑さと涼しさが入り混じることで生まれる寒暖差にも目を向けてみましょう。

残暑を乗り切るには「無理をしない」が大切

残暑の時期は、暑さや寒暖差によって、いつも以上に疲れを感じることがあります。
だからこそ、まずは日々の生活を無理なく整えることが大切です。

  • 気温に合わせて服装を調整する
    • 朝晩が涼しくても、日中は暑くなることがあります。
      その日の気温に合わせて脱ぎ着できる服装を選びましょう。
  • 冷房を適切に使う
    • 暑い日は無理に我慢せず、冷房を活用しましょう。
      ただし、冷やしすぎや屋外との温度差にも注意が必要です。
  • こまめに水分を補給する
    • 涼しく感じる日でも、汗をかいていることがあります。
      「涼しくなったから大丈夫」と油断せず、水分補給を心がけましょう。
  • 睡眠をしっかり取る
    • 暑さで睡眠の質が落ちている場合は、寝室の温度や湿度なども見直してみましょう。
  • 体調がすぐれないときは無理をしない
    • 「せっかく涼しくなったから」と急に活動量を増やすのではなく、その日の体調を優先しましょう。

そして、暑いからといって活動量を極端に落とし続けるのも避けたいところです。

体調や気温を見ながら、無理のない範囲で少しずつ体を動かしていきましょう。
適度な運動を習慣にすることは、体力を維持するだけでなく、自律神経の調節をサポートすることにもつながります。

適度な運動で、秋に向けて体を整えよう

残暑の時期は、暑さや寒暖差を考えながら、無理のない範囲で体を動かすことが大切です。

適度な運動には、体力や筋力の維持だけでなく、血流を促したり、睡眠の質を高めたりする効果も期待できます。
また、運動習慣は自律神経の調節をサポートすることにもつながります。

大切なのは、「頑張って汗をかく」ことではなく「無理なく続ける」こと。

まだ暑さの残る9月は、いきなり運動量を増やすのではなく、その日の体調や気温に合わせて、少しずつ運動習慣を取り戻していきましょう。